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バイク旅でおすすめの装備・荷物・持ち物を紹介 西日本バイクツーリングより

長期のバイク旅行には何を持っていけば良い?

数日のバイクツーリングなら荷物も少なくて大丈夫ですが、数週間以上の旅になると、衣類・テント・食糧関係などなど、さまざまな持ち物・装備が必要になってきます。

今回はバイク旅行の荷造りを考えている方へ、
筆者が9月に四国、中国、九州、北陸を3週間ほどバイクで回った際に、必要・役立ったと感じた物不要だと感じた物をまとめてみました。

行ってみると意外に要らないものが多かったり、逆にたいして重要視していなかったものが役にたったりしましたよ。
同じような条件でバイク旅行を検討している方は、良かったら参考にしてみてください。

バイク旅に必要な衣類

衣類は、ズボン×3半そで×2長そで×1靴下×4タオル×2、を持っていきました。基本的にはコインランドリーで洗濯していましたが、このくらいの量で充分です。
9月なのでまだまだ暑かったですが、山地や朝は寒いと感じることも多かったので長袖も必要でした。

他に重要なものは、カッパです。
日数が限られていると、雨でも強行突破しなければいけない場合があるので、多少高くても良いものを用意しましょう。びしょ濡れになった後に、周りに銭湯が無かったら地獄です。
雨の日はもちろんですが、夜や山などで寒いときにも重宝します。


あと、衣類は100均の圧縮袋に入れると場所を取りにくくなりますよ。何気に衣類はかさばりますが、これを使えば衣類のスペースが半分になるので助かります。

食料

これは旅の途中でも調達できますが、食糧として1週間分程度のパスタとパスタソースを持っていきました。実際に全体の食事の2/3程度はパスタを食べていましたね。

パスタにした理由は、簡単に自炊できることと、価格の安さからです。安いところだと1kgが180円で売っているので、それだけで3日程度はもたせることができます。食費を浮かせたい貧乏旅には必須ですね。

けっこうお腹も膨れるので、これだけでも十分満足できます。ここで浮かせた金で海鮮丼や地域の名産品を食べまくりましょう。

自炊するなら必要な調理器具

パスタを作るためのコッヘルバーナーを持っていきました。
コッヘルは、パスタがゆでられる程度の大きさの物なら何でもいいと思います。
バーナーは、専用のガスカードリッジ、ボンベが必要なものではなく、コンビニでも売っているカセットボンベを使えるものにしましょう。

私はイワタニカセットガスボンベを3本持っていきましたが、最終的に1本を使い切ったくらいでした。その他には、カトラリーとしてフォークとお箸を持って行ったくらいです。

あと考える人は少ないかもしれませんが、
私は高温のためにガスボンベが爆発しないかずっと心配していました(笑)。1日中直射日光に当てられ続ける荷台の中は、そこそこ高温になるからです。ガスボンベ自体にも、日光をうけない・風通しのよい場所で保管してくださいと書いてあります。

しかし実際には、爆発の危険性が高まるのは80℃くらいからのようです。つまり太陽光に温められた荷台程度では爆発はしませんね。私の取り越し苦労でした(笑)

宿代の節約に必要なテント関連の物

宿泊費を抑えるなら、テント泊がおすすめです。

なんだかんだテントの設営は面倒なので、簡単に組み立てられるものが良いですね。そこで私は、モンベルムーンライト1型を使用しました。このテントは名前の通り月明かりの下で組み立てができるほど、簡単に組み立てられます。実際に慣れてくると、懐中電灯が無くても組み立てられるようになりました。一人用にも丁度良いサイズですし、浸水の心配もないので、オススメできるテントです。

難点としては、20,000円となかなか高いことです。私は今後もキャンプなどで使っていく予定だったので購入しましたが、数週間の旅だけで使う場合はやめた方が良いでしょう。経費を削りたい人は最低限雨がしのげる安いテントでもいいと思います。最終的にはどこかの軒下のベンチでも寝られますしね。

あとは、寝袋銀マットを持っていきました。

寝袋は-5度まで使える比較的厚めの物でしたが、山地で野宿した際にはそれでも寒いくらいだったので、そこそこ耐寒性のある物がオススメです。

銀マットも必須ですね。これを敷くだけで寝心地に雲泥の差が生まれます。銀マットさえあれば、公園の固いコンクリートの上でも快適に眠れました。
その他にはブルーシートも地面がぬかるんでいる所での設営や、テントの保護という意味で便利ですよ。

その他の便利な持ち物

地図としてはツーリングマップル中国・四国、九州沖縄、中部北陸を持っていきました。スマホの地図だけで回ることも可能ですが、両方を使ってルートを作ったほうが良いと思います。

ツーリングマップルで自動車道の確認や景色の良い道を選んでいきつつ、スマホで詳細な場所を確認していく感じです。特にツーリングマップルの温泉や道の駅の情報は役に立ちました。

その他の雑多な持ち物は…

エコバッグ…温泉やコインランドリーで衣類を運ぶのに使用

肩掛けカバン…さっと財布やケータイを取り出せる。

ヘッドライト…暗闇でテントを建てられる

ケータイ、充電器、モバイルバッテリー、洗剤、荷くくりロープ。

荷くくりロープは、荷箱の上にテントと銀マットを固定していたので必須でした。エコバッグは様々な場面で使用できて何気に役に立ったので、1つ入れておくと便利ですよ。

肩掛けかばんも一見すると必要なさそうですが、料金所でさっと財布を取り出せたり、信号待ちでケータイを取り出して現在位置を調べるのに便利です。

バイク旅に要らなかったもの

持って行ったけど使わなかったものもありました。

ナイフ…現地で野菜でも買って自炊しようと思っていましたが、暑くて野菜を持ち歩くことが不可能だったため使用せず。

水筒…ほとんど水を購入し、汲む時もペットボトルを使用しました。

はちみつ…食パンを買って食べれば安く済むと思っていましたが、すぐ飽きて食べなくなりました

ガスボンベ…3つはさすがに多かったです。3週間なら2つで充分。

バイク旅でおすすめの装備・荷物・持ち物まとめ

衣類
ズボン×3、靴下×4
半そで×2、長そで×1
タオル×2
カッパ (圧縮袋)

調理器具
コッヘル、(フォーク)
バーナー、(パスタ・パスタソース)

テント関連
テント、寝袋
ブルーシート、銀マット

その他
ツーリングマップル
エコバッグ、肩掛けカバン
ヘッドライト、ケータイ、充電器
モバイルバッテリー
洗剤、荷くくりロープ

以上が西日本3週間の旅で使ったものでした。

特にこれが足りなかったなというものは無いので、上記の物さえあれば満足な旅をすることができると思います。

むしろ無駄な物が目立ったので荷物は最小限にするのが良いですね。

夏場に数週間のバイク旅をする方は、よかったら参考にしてください。

以上、バイク旅におすすめの荷物・道具まとめでした!

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