海外旅行にクレジットカードは必要でしょうか?
結論から言うと、無くてもできますがほぼ必須です。
必要な理由は主に2つ、
- 現金を引き出すのに必要
- ホテルの身分証明に必要
無い場合は現金を持ち歩くことになりますが、盗難や紛失の危険を考えるとオススメできません。ホテルの身分証明で求められることもあるので、持っていかないとトラブルになる可能性もあります。
最低限必要な理由は2つだけですが、持っていると様々な海外旅行に役立つ特典を得られたりもするので、作ったほうがお得です。それ以前に、日常生活でも持っておいた方が便利なので、まだ作っていない方はこれを機に作ってみましょう。
今回は、ひとまず作っておきたいクレジットカード2枚を紹介します。まだカードを持っていない人は参考にしてください。
すでに持っている人も、カードの付帯保険を組み合わせることで、高額な海外旅行保険をカバーできる可能性があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※規約変更により、楽天カードの海外旅行保険は実質使えなくなりました。
Contents
クレジットカードを見るポイント
一言にクレジットカードと言ってもたくさんの種類があるので、どれが良いのか分かりにくいですよね。まずは必要な要素を整理してみましょう。
1.海外旅行保険が付いている
もしあなたが「海外旅行に保険はいらないかな…」と思っているなら、その考えは危険です。
海外の医療費は日本よりもかなり高額で、骨折の治療だけで数百万円も請求される場合があります。1000万までいくのはまれですが、最低でも400万程度は確保しておきたいところです。
クレジットカードには、無料の海外旅行保険が付いているものがあります。無料でカードを作って保険をゲットできるので、かなりお得ですね。
保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2つがありますが、
・自動付帯→何もしなくても使える
・利用付帯→特定の支払いに使った場合に使える
という違いです。利用付帯の場合は、旅行で使う乗り物の料金を払えば付加されるものがほとんどなので、飛行機の料金をそのカードで支払えばOKです。
また、診察代金を立て替える必要があるかという点も判断基準になります。
診察費が数100万円になった場合は、立て替えるのも大変なので、キャッシュレスタイプの保険に入ることが重要です。
キャッシュレスの場合は、病院でお金を払わずに受診ができるので、立て替えやその後の面倒な手続きが必要ありません。
2.年会費が無料
年会費と言っても、普通の人が持つものは、1,000~10,000円程度のものが多いです。でも今回はひとまず作る感じなので、無料のものを選ぶことにします。
3.日常利用がしやすい
最初のクレジットカードなので、どうせなら日常的に使えるものがいいですよね。ポイントが貯まりやすかったり、通販で使いやすかったりすると便利です。
4.国際ブランドが「VISA」か「Master Card」
クレジットカードには、国際ブランドというものが付いています。
現在日本では5種類の国際ブランドが使用されているのですが、ぞれぞれの特徴は様々です。
日本産の「JCB」やアメリカを中心に人気のある「American express」でも良いのですが、たまに使えない店を見かけるので、世界シェア2トップの「VISA」か「Master Card」を選んでおいた方が無難です。
海外旅行におススメのクレジットカード
以上の4点を踏まえて、条件を満たすカードを選びました。最低限この2枚があれば短期の旅行ならどうにかなります。
1.エポスカード
- 海外旅行保険は自動付帯
- キャッシュレスで受診可能
- 年会費無料
- 国際ブランドはVISA
無料のカードですが、自動付帯でキャッシュレスという充実の保険が魅力です。事故の際には200万円・病気の際には270万円を保証してくれます。この270万というのは、無料カードの中で最高水準です。
またAmazonやYahooショッピングなど様々なサイトが参加している「たまるマーケット」を使えば2~30倍のポイントをゲットできます。
貯まった貯まったポイントは、Amazonポイントやクオカードに交換が可能です。手数料なし・1円1ポイントで変換できるので無駄がないですね。
海外旅行だけでなく、普段使いでも活躍できる一枚です。
2.楽天カード
- 海外旅行保険は利用付帯
- キャッシュレスで受診可能
- 年会費無料
- 国際ブランドは4つから選べる
- 楽天ポイントが貯まりやすい
有名なカードなのですでに持っている人もいるかもしれませんが、実は海外旅行保険が付いてるんです。補償内容も事故・怪我それぞれで200万円補償してくれます。
利用付帯ですが、航空券か空港行のバスをこのカードで支払うだけなので、簡単に条件をクリアできますね。
また、日常使いといしてかなり優れたカードで、楽天市場を使う人にはかなりお得になカードです。還元率は1%なので100円で1ポイントが付きます。これだけでも無料のカードとして十分な方なのですが…
・楽天市場での利用で+1%
・楽天市場アプリからの購入で+1%
・0と5の付く日は+2%
などなど様々な特典を利用することにより、楽天市場での買い物がかなりお得になります。Amazonのように翌日に届く商品ばかりではありませんが、還元率を考えたら楽天市場の方がお得かもしれませんね。
>>>>>公式サイトをチェック!
海外旅行保険は上乗せできる
基本的には上記の普段利用できる楽天カードと、保険内容が固いエポスカードを作ればいいのですが、それぞれでは200万円しか保証されません。
骨折でも数100万必要なのでもう少し欲しいところですよね。
そこでそれぞれの保険額を合算しましょう。そんなことできるの?と思いますが、実は可能なんです。
死亡・後遺傷害保険以外の保険金
保険金額は合算され、各カードに付帯する保険金額に応じて投分されます。ただし、支払い保険金は損害額が上限となります。
引用:エポスカードホームページ
実際に合算してみると、事故400万・怪我470万になります。
これで本当に安心できるのか考えてみると…
大手保険会社のジェイアイ傷害火災保険のデータによると、500万以上の治療費がかかったのは2万5000人に一人の割合でした。そしてその半数は65歳以上だったそうです。
日本で交通事故で亡くなる確率が約3万人に1人なので、高齢者を除くと、その確立よりも低くなります。
つまり海外旅行で500万円以上の医療費が必要な可能性は、日本で交通事故により亡くなる可能性よりも低いのです。
そう考えると400万は、十分安心できる金額だと考えられますね。この2枚で十分カバーできそうです。
海外旅行に必要なクレジットカート2枚まとめ
もうすでにカードを持っている人も、自分が持っているカードの保険内容を見て、必要なら2枚のカードを検討してみてください。
ただし手元に届くまでは、エポスカードで7日、楽天カードは最長で10日程度かかるため、余裕をもって申し込むようにしてくださいね。
どちらも無料で簡単に作れるカードなので、ひとまず気軽に作ってみましょう!
以上、この記事が海外クレカ選びのお役に立てれば幸いです。
海外で一人旅をしてみたい!という人へ、
行き先決定~当日の飛行機の乗り方まで、必要な全手順をまとめました。
ネットサーフィンしまくって収集する必要のある情報をキュッとまとめたので、良かったら活用してみてくださいね。