初めての海外一人旅ガイド

【海外旅行】飛行機の乗り方を初心者でも分かるように徹底解説!

初海外旅行で最初の難関?は、飛行機に乗ることです。

私も海外旅行の時に初めて一人で飛行機に乗ったのですが、流れがさっぱり分からずに調べまくった記憶があります。

国際線は国内線とは、少し流れが異なるので、しっかり予習しておくと安心です。主には出入国審査・入国カードの記入が加わり、チェックインやゲートが閉まる時間が変わったりします。

少しややこしい感じはしますが、流れを把握して必要な準備をしていれば大丈夫です。順番に流れをチェックしていきましょう。

海外旅行での飛行機の乗り方

1.空港に到着する

空港には2~3時間前には到着するようにしてください。ターミナルが複数ある場合は、利用する航空会社がどのターミナルを使っているか、事前に調べておきましょう。

2.チェックインカウンターを探す

目的のターミナルビルに到着したら、国際便の階まで移動します。到着したら航空会社のカウンターがたくさん並んでいるので、利用する航空会社のカウンターを探しましょう。

便の少ない航空会社は特定の場所にカウンターを持っていないため、一時的にカウンターが無い場合があります。その場合は待っていればどこかに現れるので、心配しなくて大丈夫です。
私は初海外の時に、早く行ってカウンターの場所を把握しておこうとしましたが、見つからなくて地味に焦りました。

航空会社によって異なりますが、チェックインは一般的には2~3時間前に開始されます。直前になってもチェックインカウンターが見つからない場合はターミナルを間違えている可能性があるので、再確認するか、空港のスタッフに聞いてください。

3.チェックインする

チェックインカウンターが見つかったらチェックインをしましょう。チェックインの締め切りは50~60分前が一般的なので、それまでにチェックインしてください。

LCCの場合はチェックインの時間を過ぎてしまうと搭乗できなくなる可能性があるので要注意です。3時間前に空港に着いておけば、迷っても大丈夫ですね。

チェックインカウンターでは、

  • パスポート
  • Eチケット控え

の2つを見せて、紙の搭乗券を発行してもらいます。

Eチケット控えは航空券を予約した際にメールで送られてくるので、それを事前に印刷しておいてください。

国によっては帰りの便を予約していることが推奨されている場合があるので、入国審査の際に必要なときがあります。

私はまだ提示するように言われたことはありませんが、入国したまま不法滞在されるのを防ぐためには必要なようです。

荷物を預ける

チェックインカウンターでは荷物を預けるかどうか聞かれます。

スーツケースやバックパックなどの大きな荷物はここで預けましょう。

一度預けてしまうと、到着した後でしか回収できないので、飛行機の中で必要な物は取り出しておいてください。

4.保安検査場(セキュリティチェック)へ行く

セキュリティチェックでは、荷物と人間の持ち物チェックを行います。

持ち物や上着は、トレーに入れてベルトコンベアに流します。ポケットのケータイや財布も忘れないように入れてください。自分自身は検査ゲートをくぐれば良いだけです。

セキュリティチェックを通った後は出発ロビーに戻れません。この後はお店の数も減り、あったとしても高いところばかりなので、買うものがあるなら事前に済ませておきましょう。

液体は持ち込めないのでこのタイミングで捨てておく必要があります。その際には事前に水だけを捨てて、ペットボトルは取っておいてください。

この後になって水が欲しい場合は購入するしかないのですが、空港内の水は割高です。出国審査を終えたあとに手に入れた水なら機内に持ち込めるので、無料の水飲み場で水を補充しましょう。

日本の空港なら水飲み場がある場合がほとんどなので、ぜひ探してみてください。

5.出国審査を受ける

出国審査ではパスポートを見せてハンコを押してもらいます。日本人なので特にすることはありません。

このタイミングで高価な外国製品や、100万円以上の現金を持っていく場合は税関に申告する必要がありますが、ほとんどの人はスルーで大丈夫だと思います。

6.搭乗口へ行く

搭乗券に搭乗口の番号が書かれているので、垂れ下がっている看板を頼りに搭乗口へと向かいます。

たまに搭乗口や出発時間が変更されることがあるので、電光掲示板もチェックしておいてください。

一般的には出発の30分前までに搭乗口に着くことが推奨されています。航空会社によっては20分前にはゲートが閉じられて、それ以降に来ても搭乗できない場合があるので注意してください。

つまりギリギリ1時間前にチェックインしても、40分以内に搭乗口に着かないと飛行機に乗れないわけですね。保安検査が混んでいたり、搭乗口の場所が遠かったりすると乗り遅れる可能性が十分にあるので、早めに行動したいものです。

7.機内で入国カードを記入する

出国ゲートで待ってたら、時間になり次第、順番に飛行機に乗り込むことができます。回りの流れに従ってください。

機内で自由にくつろいでおいて大丈夫ですが、一つだけやることがあります。到着が近づいてくると客室乗務員さんが「入国カード」を配ってくれるので、これを記入しましょう。

書き方はこちらのサイトに見本が乗っています。記入は英語なので、スクショするか、プリントしていけば安心ですね。黒のボールペンを持っていくのも忘れないようにしてください。

8.入国審査を受ける

やっと海外に到着です。無事に到着したら、

「到着(arrival)」「入国審査(immigration/passport control)」

へ進みましょう。基本的には周りの流れに沿って行けば大丈夫ですが、中には乗り継ぎ(Transfer)の人もいるので注意してください。

入国審査では、

  • パスポート
  • 入国カード
  • VISA(必要な国のみ)

を見せます。たまに何か質問されることはありますが、特に難しいことは聞かれないので、冷静に答えてください。

基本的には、

  • 滞在目的→sightseeing
  • 滞在期間→○○days
  • 滞在先→ホテル名

のようなことを聞かれます。

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9.荷物を受け取る

パスポートにスタンプを押してもらったら、預けた荷物を回収しに行きます。どこかにターンテーブルがあるので、乗ってきた便名が書かれた場所で待機して、自分のかばんを探してください。

もしも流れてこなかった場合は、チェックインの時に荷物と引き換えにもらう「引換証(クレームタグ)」が証明になるので、無くさないように持っておきましょう。

10.税関を通って、いざ入国!

税関(custom)で税関申告書を提出します。これも入国審査カードとともに機内でもらうことが多いですが、出国の時と同様にスルーで大丈夫です。

名前などだけを埋めて、「nothing declare(申告無し)」のカウンターで提出しましょう。

提出したらゲートを通過して、無事に入国完了です!お疲れさまでした!

海外旅行の飛行機の乗り方まとめ

こうやって書き出してみるとやることが多いような気がしますが、実際には

チェックイン→荷物検査→出国審査→搭乗ゲート→搭乗→入国審査

くらいしかやることはありません。到着後は周りの流れに乗っていけばいいので、ひとまず搭乗までの流れをしっかり把握しておきましょう(乗り継ぎの人は別)。

以上、この記事が海外旅行で飛行機に乗るときの役に立てれば幸いです。
充実した旅をお過ごしください!

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