旅の知恵

英語話せない人に海外一人旅は無理?→案外どうにかなるよって話

「海外旅行に行ってみたい!」

「でも英語は話せないから無理じゃない?」

そんな風に思う人は多いはずです。
筆者自身も、海外一人旅なんて、ある程度英語を話せないと無理だと思っていました。

しかし、いざ海外一人に行ってみたら…

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案外どうにかなりました。

もちろん英語が話せなくて困ったことはたくさんありましたし、まともに会話して異文化交流なんてことはできません。

でも、乗り物のチケットの購入、値引き交渉、料理の注文など、基本的なことは英語が苦手でもどうにかなります

今回は、

  • 英語を話せない筆者が、海外一人旅を乗りきった具体的な方法
  • 英語が話せなくてもどうにかなる理由

をまとめてみました。

ガチで英語が話せないけど海外旅行に行ってみたい!という方は参考にしてみてください。

英語を話せなくても海外一人旅を乗りきる方法

 

1. 単語 + OK、pleaseで乗りきる

よく海外旅行のガイドブックを読んでいると、海外旅行には中学生レベルの英語力あれば大丈夫と書かれています。

実際に中学校レベルの単語が分かれば、それに「OK / NO」や「please」を付ければ意味は通じます。

具体例を見てみると…

(機内で) 水 / オレンジジュースをください。
Water / Orange juice please.

(乗り物で)座ってもいいですか?
Sit OK?

アユタヤ行きのチケットをください。
Aytthaya, please.

(買い物で)値引きできますか?
Discount OK?

(買い物で)触ってもいいですか?
Touch OK?

(値引きで)100バーツで大丈夫ですか?
100฿, OK?

(屋台で)辛いソース付けないでください。
No spicy.

問題ありません。
No ploblem.

(宿で)チェックインお願いします。
Check in , please.

文法的には色々足りてませんが、ひとまず単語にOK, pleaseを付けておけばどうにかなることも多いです。

基本的に、許可を求めるときは OKを、何か欲しい時にはpleaseを付けて乗りきりましょう。

名前が分からないときは、「指さし + please」でどうにかなります。

2. 5W1Hを使う

単語 + OK、pleaseで乗りきれないものとして、what(何)、when(いつ)などの、いわゆる5W1Hを用いる表現があります。

どれも基本的に簡単な表現なので、このくらいまではマスターしてから行くことをオススメします。

何時ですか?
what time (is it)?

これは何ですか?
what’s this?

バスはいつ来ますか?
When (does the) bus come ?

どちらが安いですか?
Which is cheaper?

駅はどこですか?
Where is the station?

あなたは誰ですか?
who are you?

おいくらですか?
How much ?

3. 単語だけでもどうにかなる

基本的には、上記の2つの方法で事務的な会話はクリアできます。

それでも無理なものは単語でゴリ押しましょう。

このバスはA駅に行きますか?

(Does this bus go to) A Station?

乗り物を指さしながら、目的地 + ?で乗り物の行き先を確認することができます。

目的地の正確な読み方は事前に調べておくべきですね。

4. メモを使う

乗り物のチケットを買うときには、地名を書いたチケットを見せて買うのが確実です。

地名を書いたメモを受け付けに見せれば、時間や席を聞かれるので、後は単語で答えていけばチケットを買えます。

また、値引きの時にもメモ帳は役立ちます。

始めにHow much?と質問しながらメモ帳とペンを渡すと、金額を書いてくれます。

そこからNO・expensiveなどの単語を言いながら、要求する金額を書いて渡す、というやり取りを繰り返して、納得できる値段になったらOKと言えば完了です。

ベトナムドンなどの桁が多い通貨の金額は聞き取りにくいので、書いてもらった方が確実ですね。

 

5. 写真を使う

主に英語の通じない現地の方と話す時に使える方法です。

屋台などで、お店のメニューが外側の看板にしかかかれていない場合は、そのメニューの写真を撮って見せれば通じます。

観光地なども、一般的な呼称と現地名が異なっていたりするので、発音・メモで通じない場合は、画像を見せれば通じることもあります。

6. Google翻訳を使う

最終兵器としては、Google翻訳を使いましょう。

アプリを使えばオフライン環境でも使えるので、現地wi-fi派の人でも使えます。

ローカルなお店だと英語が通じない場合もあるので、英語と現地語をダウンロードしておけば安心ですね。

カメラで翻訳してくれる機能もあるので、飲食店のメニュー名を調べるときにも便利です。

 

海外一人旅で英語が話せなくてもどうにかなる理由

 

英語を話せない旅行者もけっこういる

英語を話せない日本人でも海外旅行をしている人はたくさんいます。

筆者が東欧旅行に行った時には、世界一周旅行をしている日本人に4人会いました(予約サイトの中で一番安い宿に行くとけっこういたりします)。

世界一周しているくらいなのだから、英語もペラペラ話せるのかなと思っていましたが、みなさん英語は特に話せないとのこと。

実際にカタコトの英語で対応されてたので、本当に話せるわけではないようでした。

そんな人達でも世界一周旅行ができてしまうくらいなのですから、ちょっと海外に行くくらいなら英語が話せなくてもどうにかなりそうですよね。

実際に英語が話せない旅行者もたくさんいるので、観光地のお店のスタッフさんは英語が通じないお客さんに慣れています。

英語が通じない人には、単語で対応してくれたり、ゆっくり話してくれたりする人も多いので、英語が話せなくてもさほど気にする必要はありません。

 

コミュ力は言語力をカバーする

英語が話せなくても、外国の方と会話するのが上手い人もいます。

私の友人もその一人で、英語が話せないくせに、すぐに外国の方と仲良くなります。

会話の内容は単語のやり取りですが、彼は臆することなく口に出すので、会話としては成立しています。

単語しか話せなくても、ボディランゲージを加えれば会話が成立するわけです。

イッテQの出川イングリッシュを見ていても思うことですが、失敗を恐れずにひとまず単語を連発すれば、意味が通じることも多いということですね。

 

大抵の情報はネットや本から得られる

今の時代、大抵の情報はガイドブックやネット上の旅行記などで取得することができます。

自力で英語のホームページを読んで、目的地への行き先を調べる必要はありません。

よっぽどマイナーな場所に行かない限りは、

  • 目的地へどの交通手段でいけるか
  • どこでチケットを買えば良いか
  • チケットの値段はいくらか
  • 乗り場はどこか

などの基本的な情報は、調べれば日本語の情報を得られます。

現地で道を聞かなくてもGoogle mapなどの現在位置を示してくれるものもありますし。

指さし帳やGoogle翻訳などは、言いたいことを代読してくれます。

英語が話せなくても、文明の利器を利用することと、ネット上の情報を参考にすることで、海外旅行のハードルは下がります。

 

英語自体が通じない場合もある

英語が公用語ではない国の場合、観光地であっても英語が通じない場合があります。

つまり、英語が話せなくても、結局は指さし帳やコミュ力に頼らざるを得ない場所もあるわけです。

英語を話せることが全てではないということですね。

 

英語話せない人に海外一人旅は無理?まとめ

  • 簡単な単語が話せれば、事務的な会話はクリアできる
  • 実際に英語が話せない旅行者は多い
  • 翻訳アプリや地図アプリを使えば旅のハードルは下がる

簡単な単語が話せれば意味は通じますし、実際に英語を話せない旅行者もたくさんいますから、英語が話せないことを過度に気にする必要は無いでしょう。

翻訳アプリ、指さし帳など、会話をサポートしてくれるものはたくさんありますし、ネット上の情報と地図アプリを使えば目的地へ行って帰ってくることは簡単です。

英語が話せないのは日本人だけではありません。中国の人も、韓国の人も、非英語圏の人はみんな英語学習者です。

観光地では、そんな非英語圏の人もたくさんいるわけですから、過度に英語を話せないことを気にする必要はありません。

少しでも英語が話せる、基本的な単語が分かるレベルなら、ぜひ海外旅行に挑戦してみましょう!

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