旅の知恵

ヒッチハイクのコツ・やり方 お金の無い大学生が実家まで帰ってみた話

下宿をしていて実家まで帰るときに、意外とかかるのが交通費ですよね。
筆者の場合は、隣の県までの約100キロ程度の移動ですが、往復で4000円程度かかってしまいます。

そのためあまり実家には帰らないようにようにしていたのですが、無料で帰れる方法を考えつきました。
「ヒッチハイク」です!

日本でヒッチハイクをしている人はあまりいませんが、実際にそれで日本一周などをしている人もいるんですよね。

結論からいうと、筆者も無事に実家へたどり着くことができたので、やり方さえ間違わなければ、案外できるものだと思います。
そしてなにより2000円程度の交通費が浮きました!

今回はヒッチハイクをこれからやってみようという方向けに、ヒッチハイクのコツ・やり方やヒッチハイクをする意味などをまとめていきます。

なお筆者は高速ではなく下道で行ったので、下道でのやり方を紹介します。

大学生がヒッチハイクをする目的

1.お金を浮かせる

これが最も大きな理由だと思います。今回乗せてくださった方は他にもたくさんの人を乗せてきたらしいですが、お金のない大学生や旅人が多かったそうです。
実家へ帰る金を節約するというのも立派な動機ですよね。

2.人との出会いを楽しむ

中には色々な人に会って話をしたいから、ヒッチハイクをするという人もいます。
筆者の場合も、目的の半分はこれです。
自分のコミュ障な部分を直そうと思い、ヒッチハイクをやってみました。
何時間も見ず知らずの人と話さなければいけないので、必然的にコミュニケーション能力が鍛えられます。

3.話のネタ作り

周りにヒッチハイクしている人なんてほとんどいないので、一回やっておけば話のネタになります。
乗せてくださった方からも、興味深い話を聞けるかもしれません。

ヒッチハイクのやり方・コツ

1.道具を買いましょう

必要なのは、「スケッチブック」と「マーカー」の二つだけです。
スケッチブックもできるだけ大きい物の方が見やすくて良いですよ。私はA3サイズのものを使いました。

 

2.目的地を書きましょう

漠然と~方面と書くよりも、はっきりと地名を書いた方が良いです。
その場合は、遠い地名ではなく、10~50km程度の距離にしておきます。
途中まで乗せてくれる人よりも、紙に書いた目的地を通る人の方が止まってくれる確率は高くなるからです。

3.場所を選びましょう

スケッチブックに地名を書いたら、ヒッチハイクする場所を選びましょう。
場所は町中よりも、町の外れの方が目的地の定まった車が多いので、行き先が一致しやすくなります。

街はずれに来たら、車の停められる場所を探しましょう。
片側一車線の道路でも、バス停があれば停まってもらえます。

またできるだけ遠くからみえる場所にしましょう。
カーブの後など見通しが悪いと、気づいてもすぐには停まれません。
信号の手前の部分は車が減速するところなので、特に止まってもらえやすくなりますよ。

場所が悪いと長い時間停まってもらえないことに事になるので、30分程度やって停まってもらえなければ、移動して別の場所を見つけた方が早いです。

4.運転手さんにアピールしましょう

スケッチブックを持って立っていても、こちらに目もくれずに通り過ぎていく車もたくさんあります。
そこで足や手を振ってみたり、スケッチブックを揺らしてみた所、かなりの車がこちらも見てくれるようになりました。
目立ちやすい色の服を着てみるのも有効だと思います。

 

以上のことをすれば停まってくれる車が見つかるはずです。
筆者の場合はバス停で15分程度待っていると、トラックが停まってくれました。

乗せてくれた後は、ひたすらお話を頑張りましょう。
仲良くなれば多少遠くまで送ってくれる場合もあるそうです。

後悔していることとしては、クッキーなどの菓子なり、なんらかのお礼を渡せばよかったと思っています。
わざわざ見ず知らずの人間を乗せてくれるわけですから、ありがとうだけでは足りない気がしました。

日本でのヒッチハイクまとめ

やってみる前はどうなることかと思っていました、やってみると案外簡単に出来てしまいました。
知らない人と何時間も話せるのかのも不安でしたが、お互いの人生や家族のこと、時事ネタなど、色々なことを話すことができましたよ。

トラックの運転手さんなんて、ヒッチハイクをしなければ話す機会もなかったと思いますし、自分自身も知らない人と話をしていく中で、今の考えを整理できたと思っています。
ヒッチハイクを年取ってからやるのではハードルが上がってしまうと思うので、若いうちにやっておくべきです。

下宿している人などは、ヒッチハイクで実家に帰ることからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
実家暮らしの場合も、学校までヒッチハイクで行ってみたり、気軽に始めてみれば良いと思います。

少なくとも私はヒッチハイクやって良かったなと感じています。
この記事がこれからヒッチハイクする方の参考になればうれしいです。
以上、ヒッチハイクまとめでした!

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